乳房に心配のある方

画像検査について

マンモグラフィ検査って、どんなことするの?

マンモグラフィ検査は、乳房を平行な二枚の板で圧迫し、X線を用いて写真を撮る検査です。
通常は、左右2方向、合計4回撮影します。

強い圧迫を行いますが、そのことにより乳がんの検出能が上昇し、被曝も少なくなります。
ペースメーカー術後や、豊胸術後の方は基本的に撮影を行いませんので、検査前に申し出て下さい。

過去の研究から、マンモグラフィ検査では触診で分からない乳がんを多数発見でき、50代以上のマンモグラフィ検診で乳がん死が減少することが分かっています。

乳房は個人差、年齢差が大きい臓器ですが、マンモグラフィ検査の乳がん検出能も乳房の状態に大きく影響を受けます。
特に若年者や乳腺密度の高い人は検出能が下がるため、他の検査と合わせた評価が重要となってきます。